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仮想通貨Bitcoin/BTC(ビットコイン)について学ぼう!特徴や将来性は?

今回は世界で初めての仮想通貨にして仮想通貨の王様、Bitcoin/BTC(ビットコイン)について、改めて基本的なところを学んでみよう!もはやビットコインのことは誰もが知るところだけど、その開発経緯や機能についても知っているかな?

猫も杓子もビットコイン!

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Bitcoin/BTC(ビットコイン)の開発経緯

Bitcoin/BTC(ビットコイン)は、2008年10月サトシ・ナカモトと名乗る人物によってネット上に公開された論文から始まった。論文のタイトルは「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」で、Bitcoin/BTC(ビットコイン)というこれまでにない新しい財産的価値を提唱するものだった。サトシ・ナカモト論文は英語で書かれており、たった9ページのごく短い論文だったんだ。

サトシ・ナカモト論文の原文を読んでみたい人は、下のボタンを押して読んでみてね。

この論文が発表されたのはネット上の匿名空間であったため、サトシ・ナカモトを名乗る人物が何者なのか、どこの国籍の人物なのかなどの情報は、今現在に至っても明らかになっていない。しかしこのビットコインを提唱したサトシ・ナカモト論文は当時、各方面で静かに反響を呼び、世界中の多くの人に読まれていった。

そして3か月後の2009年1月に、サトシ・ナカモト論文に基づいてオープンソースのソフトウェアが作られ公開された。これが、ビットコインが最初に流通を始めた瞬間だった。

その後2010年2月には初のビットコイン取引所が開設され、取引が始まったんだ。

2010年5月22日には、1万ビットコインを使って2枚のピザを購入し、初めてリアルな物の取引が成立した。この日は今、「ビットコイン・ピザ・デー」という記念日になっているよ。

サトシ・ナカモト氏がミステリアスすぎて気になる!!日本人の名前だけど、きっと英語圏で暮らす人だろうね。

Bitcoin/BTC(ビットコイン)の目的

Bitcoin/BTC(ビットコイン)は、何しろ匿名の謎の人物、サトシ・ナカモト氏が開発したもので、明確な目的というものの記載は存在しない。でもその特性から推測するに、ビットコインは国家や銀行を介することのない非中央集権的で、分散管理型の仮想通貨だ。これにより、迅速で安価な送金手段として利用されることが期待されているよ。

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Bitcoin/BTC(ビットコイン)の特徴

Bitcoin/BTC(ビットコイン)の特徴は大きく3つ!順番に説明していくよ。

  1. 非中央集権的な分散型台帳技術
  2. マイニング
  3. 世界中にリアルタイム送金が可能

1.非中央集権的な分散型台帳

Bitcoin/BTC(ビットコイン)は、中央集権的な発行主体や管理者が存在せず、分散型台帳で管理されているというのが最も大きな特徴だ。

中央集権的な台帳を記録していたサービスの例が銀行で、銀行側がお金の取引を台帳に記録し、ユーザーはその記録を信用することで成り立っている。一方で、分散型台帳とは、台帳を銀行に一つにまとめるのではなく、ユーザー全員で台帳を管理、監視しあっていくという方式になる。

そしてよく聞くブロックチェーンというのは、この分散型台帳のうちの一つなんだ。ブロックチェーンの場合は、台帳を分散するだけでなく、データを持っているブロックをチェーンのように管理することから、ブロックチェーンと呼ばれているよ。

分散型台帳のメリットは、不正や改ざんが困難なことだ。中央集権的な台帳の場合、管理者が悪意を持って不正や改ざんを行うことが可能になってしまう。一方で分散型台帳の場合は、財産やデータの管理をユーザー一人一人が行い、ネットワーク上でお互いが監視しあう体制になっている。だからもしデータを一つ書き換えようとすると他の人の分もすべてのデータを書き換える必要があるため、不正や改ざんを行うことが不可能なんだ。また、複数の人が同じデータを保有しているため、透明性も兼ね備えている。

分散型台帳では人件費もかかっていないので、コストを抑えることができ、これで取引手数料を安く抑えられるというメリットもある。

また、もう一つのメリットとしてはシステムダウンが起こりにくいことが挙げられる。中央集権型では管理を一元化しているから、サーバーに問題が生じた場合などにはシステムが停止してトラブルになる場合が多い。(某みずほ銀行とかね!)一方で、分散型台帳技術なら、ユーザー全員がノードの一部として役割を果たしているから、仮にどこかが攻撃されたとしても、残りのユーザーでシステムを維持することが可能だ。このためハッキングなどに強いという特徴がある。

分散型って本当にすごいことだね。今まで中央集権的なことが当たり前すぎて、発想もしなかったな。

2.マイニング

Bitcoin/BTC(ビットコイン)はマイニングという作業をした人に対してのみ、ビットコインの新規発行を行っている。

マイニングとは、ブロックチェーンのブロックに取引内容を追記していく作業のことだ。ブロックチェーンのブロックには、ビットコインの取引情報がひとまとめにされ、「ハッシュ関数」という特殊な計算方法で暗号化された状態で収められている。この暗号を解読しその取引に間違いがないことを確認することが必要なんだけど、これがいわゆるマイニングの作業に当たる。無事取引に間違いがなければ、ひとつ前のブロックに関する情報を追加した上でブロックをつなげていき、ブロックチェーンが出来上がっていくというわけだ。

このような形でビットコインはブロックチェーン上で維持されているので、このブロックの暗号解読作業、マイニングをしてくれたマイナーという人に対して、報酬という形でビットコインを与えている。

マイナーは、高速処理のコンピューターの演算能力と大量の電力消費を駆使して、ビットコインブロックチェーン上で毎秒数百万という複雑な計算を行い、現在は1ブロック当たり6.25ビットコイン(2022年2月現在で約3000万円)を受け取っている。しかし「半減期」というマイニング報酬が半分になる2024年には、3.125ビットコインに報酬は半減してしまう。

ビットコインの発行枚数自体は、あらかじめプログラムによって上限が2,100万枚と決められているんだ。でも2021年12月時点で、既にビットコインの供給量はこの発行上限2,100万枚の90%に到達している。

ビットコインは2009年1月9日に最初のマイニングが行われてから約13年が経過している。残り10%がマイニングされるのは、2140年の2月ごろとされているそうだ。

また、発行上限の2,100万枚は全てが市場に出回るわけではないようだ。少なくとも370万枚のビットコインが、秘密鍵の紛失や保有者の死亡などの理由で、世に出回らず失われた状態だそうだ。また、ビットコインの生みの親のサトシ・ナカモト氏は、100万ビットコインをマイニングしているが、それも手つかずの状態だという。

かりんもマイニングやってみたいけど、相当スペックの高いコンピュータが必要で、大量の電気代がかかるみたいだね!

3.世界中にリアルタイム送金が可能

Bitcoin/BTC(ビットコイン)は、インターネット環境さえあれば、24時間465日、相手が世界中のどこにいても送金することが可能だ。

また、従来の銀行などを介した海外送金と比べて、送金にかかる時間が圧倒的に速く、しかも安く済むのもビットコインのメリットだ。従来の海外送金は数日かかっていたけれど、ビットコインならほんの数十分のうちに完了させることができる。

具体的には、例えば10万円を海外送金したい場合、銀行を使うと通常送金手数料は3千円~8千円ほどもかかってしまうし、送金にかかる日数はなんと5~10日もかかる。一方でビットコインを使えば、送金手数料は0.001BTC(2022年2月時点で約4,865円)で、送金にかかる時間は10~40分だ

ここまで速くて安い海外送金が可能なのは、先に説明した分散型台帳、ブロックチェーンという特殊な技術を利用しているからだ。間に仲介介在者が必要な中央集権的な取引ではなく、分散型てピア・ツー・ピアの取引だからこそこれが実現していると言える。

また、法定通貨では海外で使う時にいちいちその国の通貨に両替をしなければならず、そのたびに手数料を取られてしまう。でもビットコインを使って支払いをすれば、世界共通の価格で手数料や両替の煩わしさに縛られることなくスムーズな決済が可能だ。ビットコインはまさに世界通貨と言えるだろう。

実際、ビットコイン決済が可能な店舗はどんどん増えているよね。

ビットコインですべての決済が可能になれば、海外旅行がどんなにラクチンになることか!

Bitcoin/BTC(ビットコイン)にマーケットが期待していること

Bitcoin/BTC(ビットコイン)は、仮想通貨を代表する仮想通貨として、今後もボラティリティによりたとえ一時的に下がる場面があっても、長期的な目線では安定して価格の上昇が見込めると思う。他のアルトコインはまだ不安定でいつの日か価値がゼロになってしまう可能性がなくはないけど、ビットコインだけは価値の上昇が続くだろうと言われているよ。

ビットコインは仮想通貨の中で時価総額が最も大きく、2022年2月現在のビットコインの時価総額は92兆円に達している。十分な流動性もあるため、世界最大の資産運用会社ブラックロックや、モルガン・スタンレー、JPモルガン、BNYメロン、ステート・ストリート、ハーバード大学、エール大学、ブラウン大学など、名だたる大手金融機関や大学の運用基金がビットコインの購入や顧客向けサービスを開始しているんだ。もはやビットコインは資産運用では株式や債券、コモディティなどの商品と同列に、「組み入れるのが当たり前の投資資産」となりつつある。今後もこのような機関投資家による大規模なビットコインへの資金流入が続くと期待されるから、まだまだビットコインの時価総額は膨張し続けることだろう。

また、世界各国でビットコインを法定通貨として採用しようとする動きが出ている。例えば中南米のエルサルバドルは、2021年6月にナジブ・ブケレ大統領がビットコインを法定通貨として認めることを宣言し、実際に同年9月からビットコインが法定通貨として使われるようになったんだ。

エルサルバドルのビットコイン法定通貨化に関しては以下の記事も参考にしてね!

今後はエルサルバドルだけでなく、さらにビットコインを法定通貨化しようとする動きが世界各国で出てくるだろうとかりんは予想する。いよいよビットコインが「通貨」として、当たり前にみんなの日常に溶け込んでくることになってくるかもしれない。

ビットコインに関しては、長期的には大きく下がれば買う、という投資スタンスでいいとかりんは思っているよ。

Bitcoin/BTC(ビットコイン)の価格とチャート

Bitcoin/BTC(ビットコイン)の価格とチャートはこちら!

Bitcoin/BTC(ビットコイン)を取り扱う仮想通貨取引所

Bitcoin/BTC(ビットコイン)を2022年2月現在取り扱う取引所は以下の通り!

  • Binance(バイナンス)※海外取引所
  • Bybit(バイビット)※海外取引所
  • bitbank(ビットバンク)
  • Coincheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • GMOコイン
  • DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

国内のすべての取引所で、Bitcoin/BTC(ビットコイン)は売買可能だよ。なにしろビットコインは仮想通貨の代表選手だからね!当然どこの取引所も取り扱っているわけだ。

仮想通貨取引所を選ぶなら、初心者には感覚的に操作しやすいコインチェックがおすすめだよ。かりんも一番最初に口座開設したのはコインチェックだったんだ。

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まとめ

みんな、Bitcoin/BTC(ビットコイン)のことがよくわかったかな?仮想通貨を買うのが初めてという初心者の人も、投資を考えてみるなら、まずはビットコインを買ってみるといいと思うよ。仮想通貨には様々なビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)が存在するけど、長期的にみて絶対に上がるだろう、という保証ができる可能性がいちばん高いのが、ビットコインだと思う。アルトコイン、特に草コインと呼ばれる時価総額の低いコインは、急に何百倍にも価値が上昇する面白さがあるけど、その反面価値がゼロに近くなってゴミくずみたいになってしまう仮想通貨も存在する。その点、一番古くて実績があるビットコインはやはり市場からの信頼性が高いんだ。長期保有で仮想通貨に投資したいときは、迷ったらビットコイン!というのがかりんの意見だよ。

サトシ・ナカモト氏に感謝したい!いつか名乗り出てきてくれないかなぁ。


第2位の時価総額でビットコインをいつか追い抜くと言われている仮想通貨Ethereum/ETH(イーサリアム)について知りたかったら、こちらの記事を読んでね。

サトシ・ナカモト島という島がバヌアツに存在する。リゾート開発と合わせて、最新のサトシ・アイランド・モジュールと呼ばれる住居空間やオフィス、すべてが仮想通貨で経済がまわり、NFTで資産を保有するクリプト・エコノミーを実現する計画があるんだよ。こちらの記事を読んでみてね。

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