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仮想通貨NEM/XEM(ネム)について学ぼう!特徴や将来性は?

今回は過去にコインチェック事件で盗まれてしまったことで不本意ながら有名になってしまった仮想通貨、NEM/XEM(ネム)について解説するよ!最近はSymbol/XYM(シンボル/ジム)の発行、大幅アップグレードなど、話題も多く今後がどうなっていくのか気になるところだ。

かりんもNEM/XEM(ネム)をしっかり盗まれて、1XEM88円でお返ししてもらったよ!少しは返ってきてよかったけど、あの時は泣けた~

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NEM/XEM(ネム)の開発経緯

NEM/XEM(ネム)は、決済・送金プラットフォームで、国や政府に縛られない新たな経済の仕組みを構築することを目的にシンガポールにあるNEM財団によって開発され、2015年3月にローンチされた。NEMはNew Economy Movement(新しい経済活動)の頭文字で命名されているんだ。

時価総額2位のイーサリアムよりもネムのメインネットの立ち上げは早く、NEM/XEM(ネム)は昔からある古参の仮想通貨と言える。

2021年3月にNEM(ネム)は大型アップデートを行い、その時にSymbol/XYM(シンボル/ジム)を全く新しいブロックチェーンとして発行した。これにより、NEMという一つの経済圏の中に、NEM/XEM(XYM)とSymbol(XYM)という二つのブロックチェーンが共存することになったんだ。

また、Symbol/XYM(シンボル/ジム)は通常の仮想通貨と異なり、ICOやIDOで新規の投資家にXYMを割り当てるのではなく、既存のNEM/XEM(ネム)保有者に1対1の割合で割り当てる形で新規発行されたんだ。

Symbol/XYM(シンボル/ジム)について知りたい人はこちらの記事を読んでね!

シンボルはネム保有者に割り当てられたんだね!ネム保有者はとてもラッキーだ!羨ましい~!!

NEM/XEM(ネム)の目的

NEM/XEM(ネム)は、国や政府が管理する従来型の仕組みではなく、分散化、経済的自由、平等、といった原則に基づく新しい経済の仕組みを構築することを目的としている。

また、ネムのプラットフォーム上では、ネットワーク決済やトークンの発行など行うことができるんだ。

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NEM/XEM(ネム)の特徴

NEM/XEM(ネム)の特徴は大きく3つ!順番に説明していくよ。

  1. セキュリティの高さ
  2. コンセンサスアルゴリズムにPoIを採用
  3. 独自トークンの発行が可能

1.セキュリティの高さ

NEM/XEM(ネム)は、ハッカーからの攻撃などへの対策として、新たに「Eigen Trust++(アイゲントラスト)」というセキュリティ技術を導入し、非常に高いセキュリティを備えている。Eigen Trust++とはノード同士が監視・評価を行い、悪質なノードの信頼性を決めていく仕組みで、信頼性が低いノードは悪質なノードとみなされ排除されるんだ。

NEM/XEM(ネム)のセキュリティはCERTと呼ばれる中国の非営利のサイバーセキュリティセンターにも高く評価されていて、25種類のプロジェクトの脆弱性を評価した結果、ネムは他のイーサリアムやリップルなどのプロジェクトと比べ最も安全であると評価されたんだ。

コインチェック事件でネムが盗まれてしまったのは、コインチェック側のセキュリティの問題であって、ネム自体は強固なセキュリティなんだね。

2.コンセンサスアルゴリズムにPoIを採用

NEM/XEM(ネム)はPoI(Proof of Importance/プルーフ・オブ・インポータンス)というコンセンサスアルゴリズムを採用していることが特徴的だ。

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンにどのように情報を記録していくか、仮想通貨ネットワークをどう維持していくかという方法のことで、承認方式などとも呼ばれるよ。

ビットコインなどが採用しているPoW(Proof of Work/プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムでは、高性能なコンピューターを大規模投資し、大量の電力を消費して計算処理をより素早く正確に行ったマイナーに報酬が支払われる仕組みだ。ここのため、電力消費が大きく、処理性能が低く、手数料が高いというデメリットがあった。

一方でPoIでは、報酬の獲得がPoWのようなコンピューターの性能や計算力とは関係なく、ネットワークへの「貢献度」でマイニングの成功率が決定されることになった。PoIの場合、具体的にはネムの保有量、保有期間、取引量に基づいてPoIスコアという基準で貢献度が計測される。PoIスコアが高いほど貢献度が高いとみなされ、報酬を受け取りやすくなるという仕組みだ。このためPoWのように高性能なコンピューターの大規模投資も必要なく、資金力に関わらず報酬を受け取りやすくなったんだ。

ちなみに、PoWでビットコインの取引を承認する作業はマイニングと呼ぶけど、PoIで取引を承認する作業はハーべスティングと呼ぶんだよ。

PoIの仕組みは、まさに新しい経済活動を体現しているね!

.独自トークンの発行が可能

NEM/XEM(ネム)は、独自トークンの発行ができるという機能を持つ。

NEMの「モザイク」というネットワーク上に「ネームスペース」というNEMアカウントのアドレスをレンタルすることで、簡単に独自のトークンを発行することができる。モザイク発行に必要なネームスペースは、「NEM wallet」と呼ばれる公式ウォレットアプリを利用することでレンタル可能になる。

ネムのトークンの発行機能を使えば、色んなプロジェクトで仮想通貨を活用することができるね!

NEM/XEM(ネム)にマーケットが期待していること

NEM/XEM(ネム)は、Symbol/XYM(シンボル/ジム)というNEM/XEM(ネム)のアップデート版のような仮想通貨を発行したことで、もう古いネムは用済みになってしまったのでは?と思われることも多いけど、シンボルは法人向けに特化しているという特徴もあり、発行も目的も異なるので、ネムは引き続き独自に開発を進める予定だ。今もネムは変わらず、仮想通貨取引所に上場して流通を続けている。

この2種類の仮想通貨は今後も併存し続けることになるんだけど、実は両者の価格は逆相関している。XYMが値上がりすればXEMが値下がりしたりという現象が起きているんだ。このような状況もチェックするとトレードの際は役に立つだろう。

また、ネムは非常に処理速度が速く、決済にも利用できるため、決済手段として普及する可能性がある。

ネムの上位互換のシンボルが目立ってて、えっ、じゃあネムの存在意義は何…?ってぶっちゃけ思っちゃうよね…

NEM/XEM(ネム)の価格とチャート

NEM/XEM(ネム)の価格とチャートはこちら!

NEM/XEM(ネム)を取り扱う仮想通貨取引所

NEM/XEM(ネム)を2022年2月現在取り扱う取引所は以下の通り!

  • Bybit(バイビット)※海外取引所
  • Binance(バイナンス)※海外取引所
  • Gate(ゲート)※海外取引所
  • bitabank(ビットバンク)
  • Coincheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • Zaif(ザイフ)
  • GMOコイン
  • DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

国内のほとんどの仮想通貨取引所で、NEM/XEM(ネム)は売買可能だよ。さすが古参の仮想通貨という感じだよね!海外取引所でも上記の通り取り扱いがあるからどこでも買えると思う。気になったら気軽に購入してみてね。

初心者ならコインチェックが感覚的に操作しやすくてオススメだよ。かりんも一番最初に使った仮想通貨取引所はコインチェックだったんだ。よかったら使ってみてね。

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まとめ

みんな、NEM/XEM(ネム)についてどう思った?正直、シンボルのローンチでその存在感はもはや消えつつあるんじゃないかと思えるけど、まだ開発が続いているということで何か新しい発表があるのかもしれないよね。

ネムを買う意味は正直今無いかもしれないけど、今後の動向を見守ろう!


NEM/XEM(ネム)が生み出した仮想通貨Symbol/XYM(シンボル/ジム)について知りたかったら、こちらの記事を読んでね。

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