歴史ある米国のメディアを、設立してたった5年の仮想通貨取引所が買うなんて、鳥肌が立つビッグニュースだ！
仮想通貨に興味が出たら口座開設してみてね！Binance（バイナンス）がForbes（フォーブス）に２億ドル（230億円）の出資を決定
世界最大の暗号通貨取引所であるBinance（バイナンス）が、104年の歴史を持つ雑誌・デジタル出版社のForbes（フォーブス）に2億ドル（230億円）の戦略的投資を行うことが分かったよ。
この230億円の資金は、Forbesが今後上場している特別目的買収会社（SPAC）と合併する計画を実行するのに使われるらしい。
この出資の実行後にBinanceは、ニューヨーク証券取引所にFRBSというティッカーで上場することになるForbesの第2位株主になる予定だ。また、BinanceはForbesの9人の取締役のポジションのうち、2名分の取締役のポジションを得ることになる。
この動きは、暗号資産に対する評価が急上昇し、新たな富裕層を生み出したり社会現象を巻き起こす中で、暗号資産業界の現実社会への影響力が確実に高まっていることを示していると思う。
Binanceをはじめとした暗号資産取引所はこれまでも、上場したり、スポーツ界と提携したり、インフルエンサーを使うなどしてその認知度を高めてきたけど、今回はForbesという米国の伝統的なメディア企業への初の大型投資となった。
Forbesは、フラッグシップ雑誌『Forbes』のブランドと寄稿者からの記事のクオリティを活用するデジタル出版モデルで知られ、ライセンス契約や電子商取引、消費者直販の取り組みで収益の多角化に努めてきた。現在はコンテンツやイベントを通じて、実に1億5,000万人にリーチしているという。
また、Forbesは、世界で最も裕福なビジネス界の大物たちを毎年ランク付けすることでも知られている。Binanceの創業者でCEOのChangpeng Zhao（通称CZ）氏もこの富裕層ランキングにランクインしており、CZ氏の資産は推定960億ドル（約11兆円）あるのだという。この数字はCZ氏の個人的な暗号資産の保有分を除いた保守的な見積もりであり、個人保有の暗号資産の価値を含めるとさらに莫大な資産額になるだろう。CZ氏は、暗号資産業界で最も裕福な起業家と言える。
じゅ、じゅ、11兆円？！？！Google創業者のラリー・ペイジ氏やFacebook創業社のマーク・ザッカーバーグ氏に匹敵する富豪っぷり！！！ひえええ
設立からわずか5年のBinanceによる今回のForbesへの投資は、いったい何を暗示しているのだろうか？これは、コンテンツ生成が今後のWeb3.0開発の上で大きな成長分野になるとCZ氏が考えていることを示していると思われる。Web 3.0とは、暗号資産やNFTを支えるブロックチェーンを利用した、より分散化されたインターネットのことを指す。
Binanceの戦略を知る人物は、「これは、Web 3.0ベースのツールを取り込んでいくために必要な、非常に高い将来の可能性を持つ市場を取り込むための第一歩です」と述べている。「我々の業界は膨大な成長を遂げており、インフラ投資の機が熟したこれらの分野に身を置かないのは愚かであると我々は考えています。」とのことだ。
ちなみにBinanceは2017年に中国で設立されたんだけど、その後マルタに本社の登記を移すなどしており、実際は物理的な本社の存在がまだ無い。今は各国規制当局の様子を伺いながらその場所を選定している最中だ。
BinanceはFobesという、『記事』というコンテンツを生成し、発信するツールを手に入れたというわけだね！これがWeb3.0の世界に繋がるのか。天才は考えることが3歩も4歩も先を行っている！！
仮想通貨取引所Binance（バイナンス）の創業者、CZ氏について知りたい人はこちらの記事を読んでね。
