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仮想通貨Maker/MKR(メイカー)について学ぼう!特徴や将来性は?

Maker/MKR(メイカー)と言えば、bitbankが2022年1月25日から取り扱いを始めたよね!

2022年1月25日からbitbankMaker/MKR(メイカー)の取り扱いを始めたけど、今回の上場は日本で初めての上場だ。Maker/MKRは、ステーブルコインであるDAIを発行・管理やレンディングプラットフォームを提供するプロジェクトなんだよ。いわゆる分散型金融(DeFi)銘柄として注目されている。

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Maker/MKR(メイカー)の開発経緯

Maker/MKR(メイカー)は、2014年に設立されたMakerDAOという仮想通貨プロジェクトのガバナンストークンなんだ。MakerDAOはイーサリアムブロックチェーン上のオープンソースプロジェクトで、このプロジェクトはガバナンストークンであるMRKを保有する世界中の人々によって管理されている。DAOと言えば、今注目されている分散型のガバナンス組織形態のことだよね。先進的だ。

開発は、2014年にMaker Foundation(Maker財団)を中心に外部パートナーとの協力で行われた。分散型金融、いわゆるDeFiとしては、2014年のローンチは歴史が長いと言えるだろう。

Maker/MKR(メイカー)の目的

Maker/MKR(メイカー)は、中央集権的でなく分散型金融(DeFi)であるため、人為的なミスや不備の可能性を除外し、ブロックチェーン技術の恩恵を受けることが出来る。そのような形で分散型のガバナンスが整備されたMakerから発行されたステーブルコインのDAIを様々なサービスやプロジェクトに使うことが出来るようにすることが、一番の目的と言えるだろう。

そしてMaker/MKR(メイカー)は、ステーブルコインたるDAIの価格を安定させるために存在する通貨ということになるね。

ふええ…今回のMaker/MKR(メイカー)は、DAIについても理解しなくちゃならないし、発行元がMakerDAOっていうDAO組織だし…なかなか勉強するのが難しそうだなぁ…かりんに理解できるかな?

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Maker/MKR(メイカー)の特徴

Maker/MKR(メイカー)の特徴は大きく4つ!順番に説明していくよ。

  1. DAIの発行を行える
  2. 分散型のガバナンス
  3. 高いシェア率を保持
  4. CDPの活用

1.DAIの発行を行える

Makerの最も大きな特徴は、米ドルと同等の価値を維持するステーブルコインのDAIを発行できることだ。Makerでは利用者が他の仮想通貨を担保にして、仮想通貨を預け入れることでDAIを発行することが可能になる。

ここで担保として預け入れることが出来る仮想通貨は、例えば一例として以下の通りだよ。結構多くの種類あることが分かるね。

  • ETH
  • LINK
  • UNI
  • MATIC
  • YFI
  • WBTC

DAIの価値は担保として価値の裏付けとなっている仮想通貨に帰属するから、担保として利用できる上記のような仮想通貨は、ボラティリティが低く比較的価値が安定しているものが選ばれている。

この担保というのはステーブルコインにとってはとても重要な概念だ。だって担保がないと本当にこのDAIに米ドルと同等の価値があるかどうかを確認できないよね。

例えば、同じステーブルコインのUSDTについては、DAIのように実際の仮想通貨を担保に預け入れてもらうようなことはしていない。じゃあどうやってUSDTの価値を担保しているのか?というと…ただただ、USDTの発行元のTether社が価値を担保している(らしい)、と言うことを信じるしかないんだ。こんなの口だけかもしれないよね。実際Tether社が本当に世に出回るUSDT分の時価総額分の価値のドル資産を保有しているかどうかはわからない。だからUSDTはその価値の実在性について、常に疑われている状態に陥っている。

一方のDAIはしっかりと担保を取るからこそ、その点価値の実在性について信頼性が高く、1DAI=1ドルになるようにドルにペッグされたステーブルコインとなっている。そしてこのペッグ関係は一般的な仮想通貨とは異なり、価格の乱高下がしないように設計されているんだ。

他の仮想通貨を担保に取るDAIはしっかりした価値の実在性が保証されているね!かりんはすっごく安心したよ~。というか、担保がしっかり確認できないUSDT大丈夫か?!という感じがして心配だな…

2.分散型のガバナンス

Maker/MKR(メイカー)は、他のステーブルコインのプロジェクトと比較しても分散性が高い。この理由は、分散型のガバナンスを採用していることによる。

例えばUSDTはステーブルコインとして有名だけど、中央集権的なガバナンスで、Tether Limitedという組織がUSDTに対して強力な権限を保有している。だから常にUSDTなんかは、不透明性に疑問の声が上がって問題視されたりしているんだ。

一方でDAIは、その管理主体はMakerであり、財団は存在するものの、あくまでもMakerに関する様々な権限はMRK保有者が持っているという点で、その分散型のガバナンスを非常によく体現していると言える。まさにDAOの分散ガバナンスの組織形態を採用しているというわけだね。

DAOって最近本当によく聞くよね。Makerがそうだったとは…ちょっと難しいけど、分かってきたような…

3.高いシェア率を保持

Maker/MKR(メイカー)が発行するDAIは、分散型のステーブルコインとして高いシェア率を誇る。早速2022年2月時点のステーブルコインの時価総額ランキングを見てみよう。(Coin Market Capより)

  1. USDT(Tether)    ※中央集権型
  2. USDC (USD Coin)    ※中央集権型
  3. BUSD (Binance USD)  ※中央集権型
  4. UST (Terra USD)   ※中央集権型
  5. DAI (Dai)   ※分散型

上記の通り、MakerのDAIはステーブルコインの上位ランキングで第5位で、分散性の高いステーブルコインとしては1番大きな時価総額を誇る。今後さらに分散型のステーブルコインの需要が高まれば、DAIは確実に市場で一番の存在感を放つことになるだろう。

DAIの分散型ステーブルコインとしての存在感はとても大きいみたいだね。

4.CDPの活用

CDPって何?と思うだろうけども、CDPとは、DAIを発行するためのスマートコントラクトの名称なんだ。スマートコントラクトとは、仲介を必要としない取引のことを一般に言う。仲介が必要ないから、取引時間が速く、手数料もかからない。トラブルがあったときは自動的に利用停止などの対応をする仕組みのことだ。

Makerが発行するDAIについても、人が取引を管理するのではなく、CDPによって自動的に取引が成立するため、人為的なミスや不透明さを排除できるのが強みになるよ。

Maker/MKR(メイカー)にマーケットが期待していること

現状、Maker/MKR(メイカー)は実に400以上のアプリやサービスがDAIを採用しているんだけど、分散型のステーブルコインとして高いシェアを持つMakerのDAIは、まだまだこれからもDAIを利用したサービスやプロジェクトは増えていくと思われる。

このようにDAIが利用できる場所が増えていくと、DAIの流通量もそれに連動して増加していき、DAIの時価総額が上がっていく。そしてそれが、DAIのガバナンスに関与できるMakerの価格上昇に繋がることが期待できるよ。つまりMakerの価格上昇は、DAIの普及次第ということだね。

また、Maker/MKR(メイカー)は前述の通り、様々な仮想通貨をDAI発行に伴う担保として預け入れることが出来るのだけど、この担保として預けることのできる仮想通貨の種類がさらに増えると利便性が向上し、これもDAIの流通量増加のきっかけになりそうだ。

将来の話としては、現実世界の資産、例えば不動産まで、担保として使うような話もあるそうだよ。

最後に、Maker/MKR(メイカー)はもともと分散型のガバナンスを取り入れているけれど、Maker運用初期に舵取りを行っていたMaker Foundation(Makerの財団)が、権限を手放しつつあるそうだ。近い将来は財団を解散させて、完璧な分散化を確保する旨が既にMakerDAOのブログで発表されている。より完璧な形の分散型ガバナンスのMakerに注目が更に集まりそうだね。

完璧な分散型ガバナンスのMaker/MKR(メイカー)か。一歩先を進んでいるという感じがするね!

Maker/MKR(メイカー)の価格とチャート

Maker/MKR(メイカー)の価格とチャートはこちら!

Maker/MKR(メイカー)を取り扱う仮想通貨取引所

Maker/MKR(メイカー)を2022年2月現在取り扱う取引所は以下の通り!

  • Binance(バイナンス)※海外取引所
  • Bybit(バイビット)※海外取引所
  • bitbank(ビットバンク)
  • GMOコイン

国内では唯一、bitbankが取り扱いをしているみたいだね。Maker/MKR(メイカー)は2022年1月にbitbankでの上場を果たしたそうだよ。海外取引所で売買するなら、一旦以下のような国内取引所でビットコインなどを購入してから、海外取引所でMaker/MKR(メイカー)に交換するトレードをすることをお勧めするよ。

  • bitbank(ビットバンク)
  • Coincheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • Zaif(ザイフ)
  • GMOコイン
  • DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

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少し手間がかかるけど、国内取引所で気軽に買えるから、試しに買ってみるのもいいと思う!

まとめ

みんな、Maker(メイカー)やMKR,さらにはDAIについてどう思ったかな?ちょっと今回はガバナンストークンの話、ステーブルコインの話など、理解するにはなかなか難しかったよね…分散型というブロックチェーンの技術は、組織の在り方にも影響を及ぼし、非中央集権的な組織、分散型組織が今後も仮想通貨の世界では増えてきそうだね。いわゆるDAOというものだ。そのうち、世界で一般的な株式会社も、みんな分散型の組織になるのかもしれないよ。よかったらMKRへの投資も検討してみてね!

今回はなかなか概念を理解するのが難しかったね。かりんも少しずつ考え方を学んでいけたらいいと思うよ。


Maker/MKR(メイカー)の取り扱いを始めた仮想通貨取引所のbitbank(ビットバンク)の創業者、廣末紀之氏について知りたい人はこちらの記事を読んでね!ちょっと感動すると思うよ!

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