今回は与沢翼氏が大量保有したということで話題になっている、Symbol/XYM(シンボル/ジム)について解説するよ。シンボルはもともとNEM/XEM(ネム)のブロックチェーンのアップデート案として構想されたらしい。企業とブロックチェーンを結び付ける、法人向けの仮想通貨というところが特徴的だね。
えっ、あのNEM(ネム)のアップデート案なの!
仮想通貨Symbol/XYM(シンボル/ジム)について学ぼう!特徴や将来性は?
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Symbol/XYM(シンボル/ジム)の開発経緯
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は、仮想通貨のNEM/XEM(ネム)から生まれた仮想通貨なんだ。あのコインチェック事件で盗まれた仮想通貨として一躍有名になったコインだね!
NEM/XEM(ネム)は決済・送金プラットフォームで、国や政府に縛られない新たな経済の仕組みを構築することを目的にシンガポールにあるNEM財団によって開発され、2015年3月からローンチされている。NEM/XEM(ネム)は昔からある古参の仮想通貨だ。
NEMは大型アップデートを行い、その時にSymbol/XYM(シンボル/ジム)を全く新しいブロックチェーンとして発行した。これにより、NEMという一つの経済圏の中に、NEM/XEM(XYM)とSymbol(XYM)という二つのブロックチェーンが共存することになった。
また、Symbol/XYM(シンボル/ジム)は通常の仮想通貨と異なり、ICOやIDOで新規の投資家にXYMを割り当てるのではなく、既存のNEM/XEM(ネム)保有者に1対1の割合で割り当てる形で新規発行されたんだ。
NEM/XEM(ネム)について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてね!
NEM/XEM(ネム)保有者に割り当てる形で発行なんて珍しいね!ネム保有者はとてもラッキーだ!羨ましい~!!
Symbol/XYM(シンボル/ジム)の目的
Symbol/XYM(シンボル/ジム)はNEM/XEM(ネム)を元に作られた仮想通貨だけれど、より高い処理能力を求める企業や公的機関の需要に答えるためのブロックチェーンだよ。NEM/XEM(ネム/ゼム)との大きな違いはより法人向けに設計されているという部分だね。
これ以外でも、NEM/XEM(ネム)よりも処理速度や柔軟性が改善しており、セキュリティもかなり強化されている。
Symbol/XYM(シンボル/ジム)の特徴
Symbol/XYM(シンボル/ジム)の特徴は大きく3つ!順番に説明していくよ。
- セキュリティの高さ
- 簡単にICOが可能
- mijinの普及
1.セキュリティの高さ
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は、ハッカーからの攻撃などへの対策として、新たに「Eigen Trust++」というセキュリティ技術を導入し、非常に高いセキュリティを備えている。Eigen Trust++とはノード同士が監視・評価を行い、悪質なノードの信頼性を決めていく仕組みで、信頼性が低いノードは悪質なノードとみなされ排除されるんだ。
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は高い処理能力を求める企業や公的機関の需要に答えるためのプロジェクトなだけあって、ここまでセキュリティの高さを追及しているんだね。
もともとNEM/XEM(ネム)自体非常にセキュリティが高い仮想通貨で、その堅牢さはビットコインやイーサリアム、リップルなどと比較しても全仮想通貨中1位のセキュリティの高さと評価されたこともあるくらいなんだ。でもSymbol/XYM(シンボル/ジム)はそのNEM/XEM(ネム)のセキュリティレベルを凌駕するというのだから、本当に信頼できるね。
ふむふむ。こんなにセキュリティが高ければ、企業は安心してシンボルを使えるね!
2.簡単にICOが可能
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は簡単にICO(新規仮想通貨公開)、つまり独自の仮想通貨の新規発行が可能な設計になっている。これはシンボルが法人向けのプロジェクトということもあり、企業などがその企業オリジナルの仮想通貨のICOを行って資金調達やサービスの提供をしたいときに非常に利便性が高くなっている。
もともとNEM/XEM(ネム)で、「モザイク」と呼ばれるネムのブロックチェーン上で仮想通貨を作り出せる機能が備わっていた。これが、Symbol/XYM(シンボル/ジム)でも引き継がれ、さらに進化しているんだ。
ネムではモザイク制作の時は「ネームスペース」という場所のレンタルが必要だったんだけど、シンボルではスペースレンタルをしなくてもモザイクを制作することが可能なんだよ。これで仮想通貨の新規発行、つまりICOが非常に簡単になったんだ。
ICOをやりたい企業は多いだろうから、この利便性の高さはポイントが高い!
3.mijinの普及
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は、プライベートチェーンのmijinを提供している。
プライベートチェーンとは企業や公的機関がコストを抑えてブロックチェーン技術を導入する形態のことだ。そしてプライベートチェーンのmijinとは、Symbol/XYM(シンボル/ジム)が提供するプライベートチェーンで、特定の起業や団体のみが利用可能なんだ。mijinはNEM/XEM(ネム)の時から存在するのだけど、既に数百社への導入実績があり、多くの起業から高く評価されている。
さらに今回シンボルによって、トランザクションの処理スピードが劇的に向上したことから、より企業や公的機関によって利用しやすくなっていて、今後のmijinのますますの普及が期待されているよ。
かりんもかりんの会社でブロックチェーンを使う時はmijinを使おうっと!
Symbol/XYM(シンボル/ジム)にマーケットが期待していること
Symbol/XYM(シンボル/ジム)は、様々な面でNEM/XEM(ネム)の優秀な機能をさらにアップグレードした進化版で、特に法人向けに特化された仮想通貨プロジェクトということで、マーケットからの期待も高まっている。
他にも、NFT市場への参入を既にシンボルは決めており、「MEMBER ART」というNFTマーケットプレイスを既にリリース済みなんだ。ここで登録されたNFTは、すべてXYMで購入することができる。今後MEMBER ARTがどれくらいユーザーを獲得し知名度向上を目指せるかはシンボルの価格評価に関わってくるだろう。
また、Symbol/XYM(シンボル/ジム)のDeFi市場への参入が発表されており、Fantom/FTM(ファントム)のFantom Foundation(ファトム財団)とのパートナーシップ締結も併せて発表されている。ファンド無は分散型アプリケーション(Dapps)を開発しており、ブロックチェーンの処理能力などの性能や安全性を追求しており、この提携でシンボルがファントムのブロックチェーンネットワークの一つになる可能性が出ているので、今後の動向に注視したい。
ファントムについて知りたい人はこちらの記事を読んでね!
ちなみに、Symbol/XYM(シンボル/ジム)はNEM/XEM(ネム)のアップデート版ということで紹介しているけど、古参のNEM/XEM(ネム)も引き続き仮想通貨取引所に上場して仮想通貨として流通している。この2種類の仮想通貨は今後も併存し続けることになるんだけど、実は両者の価格は逆相関している。XYMが値上がりすればXEMが値下がりしたりという現象が起きているんだ。このような状況もチェックするとトレードの際は役に立つだろう。
逆に今後ネムはどうなるんだろう?とちょっと疑問だけど…シンボルにはとても期待できそうだね!
Symbol/XYM(シンボル/ジム)の価格とチャート
Symbol/XYM(シンボル/ジム)の価格とチャートはこちら!
Symbol/XYM(シンボル/ジム)を取り扱う仮想通貨取引所
Symbol/XYM(シンボル/ジム)を2022年2月現在取り扱う取引所は以下の通り!
- Bybit(バイビット)※海外取引所
- Gate(ゲート)※海外取引所
- KuCoin(クーコイン)※海外取引所
- bitabank(ビットバンク)
- Zaif(ザイフ)
- GMOコイン
国内のではbitbank(ビットバンク)とZaif(ザイフ)で、Symbol/XYM(シンボル/ジム)は売買可能だよ。海外取引所でも上記の通り取り扱いがあるから、下記のCoincheckやbitFlyerなどの国内取引所でビットコインやリップルなどに一度交換して、購入するのもいいと思う!リップルは手数料が安いので仮想通貨取引のベテランはリップルを交換通貨に使うことが多いよ。
- bitbank(ビットバンク)
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- GMOコイン
- DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- Zaif(ザイフ)
初心者ならコインチェックが感覚的に操作しやすくてオススメだよ。かりんも一番最初に使った仮想通貨取引所はコインチェックだったんだ。よかったら使ってみてね。
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まとめ
みんな、Symbol/XYM(シンボル/ジム)のことがよくわかったかな?NEM/XEM(ネム)という仮想通貨の理解も併せて必要だったりして、今回は結構難しかったんじゃないかと思う。
ざっくり、セキュリティがとても高い、企業向けのブロックチェーンと理解しておけばOKだと思うよ!そう考えれば、結構シンボルの今後の成長がイメージできるんじゃないかな?
企業はこれからもどんどんブロックチェーン技術を採用していくだろうね。みんなも興味が出てきたら、国内取引所でも気軽に購入できるシンボルを検討してみてね!
与沢翼さんがSymbol/XYM(シンボル/ジム)買ってるらしいからかりんもとりあえず買うか~とか思ってたけど、ちゃんとこうやって勉強して理解することは大事だなぁ…
Symbol/XYM(シンボル/ジム)を生み出した元の仮想通貨NEM/XEM(ネム/ゼム)について知りたかったら、こちらの記事を読んでね。