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仮想通貨取引所bitbank社長、廣末紀之氏はどんな人?

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ビットバンク株式会社代表取締役社長|廣末紀之氏

この人がbitbank社長の廣末紀之さんかぁ!どんな人なんだろう?

今回はかりんもお世話になっている、仮想通貨取引所を運営するビットバンクの社長、廣末紀之(ひろすえのりゆき)社長について、そのビットバンク創業までの経緯や人物像にせまってみようと思うよ!ビットバンク、手数料が安くて助かってるんだよね。

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仮想通貨取引所bitbank社長、廣末紀之氏はどんな人?

1.大学生時代

廣末氏は早稲田大学で大学生時代を過ごし、その後新卒で野村證券に入社した。早稲田では勉強せずにアルバイトや自分のビジネスで小遣い稼ぎをして遊んでいたそうで、ダメな自分を鍛えなおしたい!という思いがあったそうだ。

2.新卒で野村証券に入社

それで、当時一番厳しいといわれていたリクルートと野村證券のうち、将来自分でビジネスをやるなら金融を学びたいと思い、野村證券を選んだらしいよ。野村証券ではリテール営業や営業企画、人事などを8年間経験。野村証券のリテール営業と言えば、あのきっつい体育会系パワハラどんとこいのゴリゴリ営業で有名だけど、そんな中、同期500人中営業のトップを走っていたらしい。すごいなぁ!土日も休まず必死で働いていたそうだよ。

このころから社長の頭角を現しているね!

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3.GMOインターネットへ転職

その後インターネットが世に出てきて、以前は国家やマスコミに情報が集約されていたのが、インターネットの力で個人が情報を発信できるようになり、産業構造が大きく変わったことに感動。たちまちインターネットに魅了された!廣末氏はインターネットが社会を変えると確信しGMOインターネットに転職。

GMOへの入社のきっかけは、野村證券時代に仲の良かった友人がGMOインターネットのCFOだったため、その友人にGMOの熊谷正寿社長を紹介してもらったんだって。そこで熊谷社長と話が盛り上がり、人柄にもほれ込んで、すぐに入社を決めたそうだ。行動が速いね!

GMOでは、スモールビジネス向けの事業を熊谷社長が統括し、メディア事業を廣末氏が統括する体制で経営した。この時の経験は、ビジネス知識だけでなく経営についても熊谷社長から多くのことを学ぶことができたのだろう。

伝統的な日本の証券会社から一転、最先端のインターネットIT企業へ!

4.様々な会社を起業

その後20年間新しいサービスの立ち上げや会社経営を行い、同社の常務取締役にまで上り詰めた。 その後は、知人が経営するスマホアプリ開発のガーラという会社の経営再建を2年間担当。

再建が無事終わると、2008年に電気で走る自動車があるという噂を聞きつける。それはまさにテスラのことで、廣末氏はこの話に衝撃を受け、自動車の電気化や通信化の大きなトレンドを確信した。

そこで、今度は電気自動車の製造販売を行う企画会社、サステナ・エレクトリック・ヴィークルという会社を創業した。目の付け所が先進的だよね!

さっそくイギリスや韓国の自動車メーカーやバッテリーメーカーに視察に行くも、製造するとなると最低100台のロットで30億も資金が必要だと判明。そのさなかにリーマンショックが起こり、資金調達するにも最悪の環境となってしまった。残念ながらこれが理由で廣末氏は電気自動車事業を断念。

今度は自動車の通信化をテーマに、世田谷の三軒茶屋で「コミューカ」というブランドに変えて、カーシェア事業を始めた。10分300円から乗れるお気軽レンタカーというキャッチコピーで話題になったものの、駐車場大手のパーク24がカーシェアリング事業に参入。これが分岐点と考え三井物産にカーシェアの事業を売却してしまった。

ビットコイン創業前から色んな会社を起業していたんだね!タイミングが悪かったけど、目の付け所はさすがセンスが良いなぁ!

5.ビットコインとの出会い

そんな踏んだり蹴ったりの中、2012年にある時偶然、廣末氏はビットコインという単語を知った。はじめはよくわからず、趣味で研究調査を始めた。「ブロックチェーン」「RoW」「マイニング」などの知らない単語が並ぶ中で、普通にネット検索しても文献がなく、アメリカ版2ちゃんねるといわれる「Reddit」というサイトのスレッドをチェックしてコツコツ勉強をしていたんだ。

こうやってビットコインの全体像が見えたのは勉強してやっと半年ほど経った時だったけど、その構造が分かった時に、インターネットを初めて触ったときくらいの感動があったそうだ!インターネットは情報領域で革命を起こしたけれど、暗号資産はお金や価値の領域で革命を起こすと確信。まさに「お金のインターネット」だった。

これで銀行や証券などの中間業者が必要なくなり、大変革が起こると直感したらしい。こうやって自分で理解するまで調べぬいてビットコインの本質を見抜いた努力とセンス、ここが普通の人と大きく違う所だと思うね。

それ以来ビットコインにどっぷりハマり、廣末氏は関連情報を追いかけてあらゆる人に会いに行った。当時は世界最大のビットコイン取引所、マウントゴックスが渋谷に位置し、渋谷にはビットコインマニアが集う、ほとんど外国人ばかりのコミュニティがあった。

そこにはマウントゴックスのCEOだったマーク・カルプレス、ビットコイン関連スタートアップのエンジェル投資家のロジャー・バー、BinanceのCEOの通称CZ(Changpeng Zhao)がいた。廣末氏はそこで彼らとビールを片手にビットコインについて語り合う日々を過ごす。

渋谷にそんなスポットがあったの?!行ってみたかった~!

6.マウントゴックス事件

そんな中、2014年にマウントゴックスが大事件を引き起こし、社会の風潮はビットコインは詐欺だという方向になってしまった。でも廣末氏はビットコインの仕組みを理解していたから、冷静でいることができた。そんな「ほかの人が知らない真実を知っている」状態で、他の皆がビットコインのポテンシャルや技術の中身を理解していない、99%の人がビットコインを誤解していると思えた今こそが、自分にとって千載一遇のチャンスだと確信。2014年5月に、ビットバンクの創業に至ったそうだ。まさに逆張りの発想だ!

仮想通貨がどん底でライバルが諦めた時にこそ奮起する、チャンスを逃さない姿勢!

7.bitbank創業

ビットバンク創業当初は、いきなり取引所を始めたわけではなかったらしい。最初はビットコインをATMで入手できるビットコインATMを、西麻布や六本木のダイニングバーに設置して、ビットコインを買える、ビットコインで飲食できる空間を作った。

次にビットバンクウォレットという、クレジットカードでビットコインが購入できるウォレットサービスを提供した。しかしどの事業もなかなかうまくいかず、取引所をやるアイデアもあったものの、当時はまだ社員リソースがなく、自前で取引所を開発するだけの資金力がなかった。

BinanceのCEOのCZ氏が作ったbitDJというホワイトレーベルのサービスがあったのでこれを利用して開発しようともしたが、bitDJ側のエンジニアは一人だけ。やはり開発スピードが遅く、廣末氏は腹をくくって2016年から独自に取引所の開発に踏み切り、2017年に事業のスタートを切ることができたというわけだ。

結構紆余曲折があったんだね。 仮想通貨の取引所は数々の事件の後、金融庁の厳しい規制強化を受けたセキュリティ強化や顧客への信頼回復のための努力を経て、今やその多くが淘汰され、日本で生き残った取引所はわずかになってしまった。

当初は有象無象の怪しい仮想通貨取引所がごった返していたけど、今や大手数社しか残っていないよね。

その中でビットバンクが生き残り、いまだ成長を続けられる秘訣はなんだろうか。

8.bitbank経営の秘訣

廣末氏は、「できるだけ失敗をせずに守り抜いて生き残ることを意識しています。」「一番になるのは最後で良くて、今がそうでなくても、致命的な失敗をせずに継続していれば、徐々に順位が上がっていくと信じています」と話している。

確かにビットバンクでは悪い噂や事件の話をほとんど聞いたことがない。大々的なCMやプロモーションを行わないけど、その手数料の安さや取引所システム、セキュリティへのこだわりが随所に見られ、トレードを熟知した仮想通貨界隈からは熱烈に支持されている。宣伝をしなくても、口コミでひたひたとその人気が高まっているんだ。

まさに「失敗せずに生き残り、後から徐々に順位が上がっていく」という廣末氏の戦略が実現しつつあるんじゃないかな。

とても堅実で信頼できる経営の考え方だね。今まさに取引所での地位を上げているところなんだろうなぁ。

9.まとめ

廣末氏は今はビットバンクの社長の他に、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の理事、日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)の会長を務めている。まさに業界のリーダーという感じ!頼りになるね。これからもますます、廣末氏の活躍に期待したいね!

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